寒の戻り

3月になりました。明日、3月3日は、「ひな祭り」です。

「春に3日の晴れなし」ということわざがあるように、春の天気は変わりやすいです。

昨日のように、暖かい日が続くかと思えば、一転して寒い日もあり、寒い日や暖かい日を繰り返しながら、ゆっくりと冬から春に移り変わっていきます。

立春(2月4日ころ)から春分(3月21日ころ)の間に初めて吹く強い風を「春一番」といいます。

また、翌日に寒さが戻ることが多く、これを「寒の戻り」といいます。

春は、気象の変化に体が対応できず、体調を崩しやすい人が多い時期です。

また、春は四季の中でも、卒業、入学、入社、移動といった春特有の生活環境の変化によって日頃の疲れやストレスを感じるようになり、自律神経の働きに乱れが生じやすくなります。

また、春一番などの強い風は、花粉や黄砂などを運ぶため、花粉症、目や鼻などの炎症、蕁麻疹といった皮膚トラブルなども起こりやすくなります。

暖かくなるにつれて、首などを露出する服装になり、風にさらされることで風邪をひいたり体調不良を招くことがありますので、体調管理にお気をつけ下さい。