三匹の鯛

今日から若葉薫る5月になりました。

ゴールデンウィークが始まりましたが、昨年に引き続き、新型コロナウィルス感染症のまん延防止策の為、様々な制約が出て、2度目のいつもと違うゴールデンウィークの過ごし方をされていらしゃる事でしょう。

さて、5月5日は、「子どもの日」

子どもの健やかな成長を願う日でもあります。

その日に飾られるのは、「こいのぼり」です。

魚繋がりで、”鯉(こい)”ではなく、”鯛(たい)” のお話です。

「三匹の鯛」

人は、みんな心の中に”三匹の鯛”を持っていると言われています。
三匹の鯛とは
「誉められ鯛(たい)」
「認められ鯛(たい)」
「何かしてあげ鯛(たい)」

の三匹の鯛(たい)です。

どんな人でも、その気持ちを持って産まれてきます。


褒めてもらい、認めてもらうと、人はそれを手がかりにして、

「もっとよくなろう、もっとよくなろう」

と心の中で決意して、努力しようとしていきます。

また、自分を誉めてくれたり、認めてくれた人のために
「何とかしてあげたい」

「役に立ちたい」

と思うようになり、人の為に尽くそうとします。

そう決意した人の心の中には、三匹の鯛が泳ぎだすのです。