11月となりました。今年は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、慌ただしく日にちが過ぎているように感じますね。
「なんとなくイライラする」「何をするにもやる気がおきない」・・・。
日本人の8割が「コロナ禍の今の生活にストレスや不安を抱えている」という調査結果が出ています。
ステイホームや自粛の中、脳内で分泌されて、心のバランスを保ってくれる神経伝達物質“セロトニン”が不足しているのが原因かもしれません。
“セロトニン”を増やせす生活を送ることで、「ストレスや不安の解消」「やる気アップ」のほか、「よく眠れる」「スッキリ起きられる」というような効果が期待できます。
どれかを毎日5分続けるだけで、ふだんから“セロトニン”が出やすい体質になっていくとのことです。
セロトニンが出やすい生活は、健康的で、とても快適です!
秋から冬になるにつれ日照時間が短くなり、気分がうつうつになりやすくなるので、今のうちから、「セロトニン」を増やす生活習慣をつくっていきましょう。
セロトニンを増やす生活その①「日光」
セロトニンを増やす方法の1つ目は、「日光」を浴びること。2,500ルクス
の「強い光」が網膜に入ると、セロトニンが増えるそうです。また、20分浴びると、その前後で「混乱」「抑うつ」などの要素が下がり、「活気・活力」の要素が上がるという結果が出ています。
ただ、長く浴び過ぎて疲れると、セロトニンは出にくくなってしまいます。5~30分程度を目安に、疲れない程度に「日光」を浴びることがオススメです。
セロトニンを増やす生活その②「「腹式呼吸」
セロトニンを増やす方法の2つ目は、呼吸です。下腹を使った、一般に「腹式呼吸」と言われる呼吸法をすると、セロトニンが増えるということです。
「腹式呼吸」を簡単にできる方法として、「歌を歌う」ことがいいようです。その際、
お腹から息を吐くようにして歌うと、自然に腹式呼吸ができます。
セロトニンを増やす生活その③「リズム運動」
セロトニンを増やす方法の3つ目は、「リズム運動」です。
セロトニンを40年研究してきた医師で東邦大学名誉教授の有田秀穂さんによると、セロトニン神経の周りには、歩行をつかさどる中枢などがあって、そこを一定のリズムで刺激するとセロトニン神経にも刺激が加わって、セロトニンの分泌量が増えるということだそうです。
ひざを軽く曲げるスクワットや、かかとをあげるつま先立ち運動などを繰り返すシンプルなリズム運動もオススメとのことです。
私も、下記の3つについては、実行しています。
・「日光」・・朝、30分のウォーキング
・「腹式呼吸」・・落ち着きたい時は、意識的に腹式呼吸をする。毎週土曜日朝の
「オンライン朝ヨガ」
・「リズム運動」・・毎週水曜日夜の「アクアビクス」
この3つのおかげで、朝の目覚めもスッキリ、夜もいつの間にか眠りに就くようになりました。
あなたも、是非、実行してみて下さい。