自律神経を整える水の音

やっと梅雨明けし、今日は“夏空”で、爽やかでしたが、暑かったですね。 子どもたちも、夏休みになり、海やプールは、大賑わいでしょう。

水の音を聴くと、何だか、気持ちが落ち着きませんか?

雨の音、波の音、川の音など水の音には、私たちの心を癒し、 自律神経のバランスを整えてくれる作用があると言われています。

自律神経は、朝から日中にかけて、優位になる交感神経と、 リラックス時に優位になる副交感神経の2つに分かれています。

副交感神経は、通常、夕方から就寝前に、徐々に優位になっていきますが、 外的なストレスなど何らかの心的要因によって乱れてしまうことが多々あります。

「夜になっても、神経が高ぶって中々眠れない」 ということは、ありませんか?

その状態はまさに、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になってしまって いる証拠なのです。

自然な水音には、特に副交感神経を優位にする作用があると言われているのです。

この自然の水音の持つ独特のリズムを「f/1のゆらぎ」と呼ぶこともあります。

「1/fゆらぎ」は、人間にとって心地よいものであると言われています。

何を持って「心地よい音」と「不快な音」を振り分けているのでしょうか?

その秘密は、「周波数」にあると言われています。

「周波数」とは、交流・電波・光などが一秒間に何回向きを変えるかという数、つまり「振動数」のことです。

この「周波数」によって、私たちは快・不快を分類しているわけです。

そして、もっとも快適な周波数こそ、「1/fゆらぎ」であると言われています。 この「1/fゆらぎ」は、呼吸・心拍・α波などと同じリズムなのです。

音の周波数が、私たちの生体リズムに近ければ近いほど、心地よい音に感じるという ことになります。

まさに、「1/fゆらぎ」をもつ水音は、日頃の疲れやストレスで乱れてしまった自律神経を優しく整えてくれると言っていいでしょう。