先生方が笑顔で元気になれるストレスケア講座

先日、8月9日に、長崎市内公立小学校において、「教職員のためのストレスケア講座」を実施させて頂きました。

学校で働く先生方の環境は、今、下記のような大変な状況になっています。

教員の職場がブラック化しているといわれる昨今、教員を目指す若者が減っています。

2000年度、12.5倍(全国)だった公立小学校教員志願者が、2018年度には2.8倍と過去最低に。

「業務が多い」「部活動の指導で休みがない」「保護者からのクレーム対応で神経が磨り減る」などが背景にあります。

2018年度の調査では、小学校教師の1週間の平均勤務時間は、57時間27分で全体の3割が「過労死ライン」超に。

 このままでは学校の職場環境が悪くなるだけでなく、子ども達にまで悪影響が出るおそれもあり、対応策が急務です。

ストレスケア長崎では、このような現状を少しでも改善できればと、教員が健康でいきいきと働くことができ、休職に追い込まれることがないよう講座を実施しています。

子ども達の夏休みも半分を過ぎましたが、この講座を受けて、先生方が

「自分自身を大切にして、リフレッシュし、また、2学期から頑張ります。」

との嬉しいお言葉を頂きました。

(先生方の感想)

・ストレスと上手に付き合っていくことが大切なんだと改めて感じました。 

・脳が与える精神への影響。自律神経バランスについて、脳科学的な内容に

興味をもてました。

 ・コップ一杯の水が溢れる前に、自分なりの対処法で、自分の心と体をケアしていきたいと思いました。

・「感情労働」私たち教員は、肉体労働、頭脳労働どれもあるから、疲れるのだと思います。少し体を動かすだけで気分がほぐれました。

 ・わかっているけど、やはり毎日の忙しさの中、向こうへやっていた温かい感情や気持ち、言葉などをもう一度、自分の目の前に広げられた良い機会でした。

貴重なご感想を頂き、感謝です。

#先生方のためのストレスケア講座

#「手遅れになる前に」 教員のワークライフバランスをサポート

#休職経験がある元小学校教諭、出前講座開始