一日のうち1時間は脳を休ませよう

あなたは、一日のうちで「一人時間」を確保していますか?

働いている方は、常に緊張を強いられ、極度のストレスに囲まれています。

最低でも8時間、下手をすると、10時間以上も極限状態におかれると、どんなに耐久性がいい脳を持っている人でも疲れ果ててしまいます。

おすすめしたいのは、せめてお昼休みの1時間は自分一人になることです。

ゆっくり1人になれる”避難場所”を確保してほしいものです。

いくら気の合う仲間でも、同じ場所に数時間一緒にいると、何らかの緊張が生まれてしまいます。

緊張状態が長く続くと、体だけではなく、脳も疲れてしまい、仕事の効率が悪くなってしまいます。

一人きりの時間を確保して、”脳を休ませる”ことが大切です。

その時に15分の「パワーナップ」(15分~30分程度の短い仮眠のこと)を実践できれば最高です。

仕事からうちに帰って、ホッとする感覚。

それを昼休みにも、感じてみて下さい。

コロナによる外出自粛で在宅勤務もすっかり一般的になりましたね。

この影響で浮上したのが、一人になる時間の欠如です。

特に、専業主婦の奥さまは、いつも一人で過ごしている日中の時間が無くなりました。

ご主人や子どもがいることで、”脳疲労”の蓄積が始まりました。

自分の部屋を持っている奥さまは、そう多くありません。

隠れる場所がないのです。

最悪の場合は、そのストレスが夫からのDVへと、つながるケースも報告されています。

たとえ仲のいいご夫婦でも、それぞれ一人の時間をもつことが必要です。

是非、”一日1時間は頭の中をひとりぼっち”にしてみて下さい。

きっと、その後は、脳がパワーアップして、仕事や家事がサクサクはかどることでしょう。

~梶本修身先生 著書「疲労の原因は脳にあった」より一部引用~